北海道大学の鈴木名誉教授がノーベル科学賞を受賞。

スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2010年のノーベル化学賞を北海道大名誉教授の鈴木章氏と米パデュー大の根岸英一氏ら3人に授与すると発表。

受賞理由はパラジウムを触媒とする「クロスカップリング」と呼ばれる有機合成法の開発。

日本人のノーベル賞受賞は米国籍の南部氏も含めると計18人。化学賞は7人となりました。

今日の新聞、ローカルテレビ番組では「道内初」となるノーベル化学賞を受賞した鈴木章博士の特別番組を組むなどし、鈴木名誉教授は北海道のローカルテレビ番組に多数出演しました。

私たち道産子が盛り上がるのは、鈴木名誉教授が単に北大教授を務めていたというだけでなく、北大卒で、そもそも北海道の(現)むかわ町出身ということもあるからです。

出身地のむかわ町の役場では急遽、受賞のお祝いの垂れ幕を業者に発注。完成までに数日かかるので、とりあえず10月7日午後、役場正面玄関に縦2メートル、横60センチの紙製の祝福文を張り出しました。

受賞が決定した6日には防災無線を使って町民に報告。

鈴木名誉教授は苦学の人で、少年時代は「むかわの二宮金次郎」とも呼ばれるほどで、移動中でもよく本を読んでいたそうです。

ちなみに受賞後に座右の銘を聞かれ、鈴木名誉教授は「精進努力」と答えました。

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